寺院(12)-「優しいほとけ・怖いほとけ」展

根津美術館が所蔵する飛島時代から江戸時代に至る仏教絵画・彫刻の優品約35件を出品・公開しました。それを様々なほとけの表情とその意味を探る企画展として「優しいほとけ・怖いほとけ」展を開催したのを機に仏像を観に行ってきました。
根津美術館 ほとけ展IMG_1147.JPG 

仏像には大きく分けて4つ尊格があり、その第一位は如来・第二位は菩薩、第三位は明王、第四位はと言われてます。
それを「優しいほとけ」に如来と菩薩、「怖いほとけ」に明王と天に大きく分けて展示されました。

先ずは、入館早々エントランスに如来・観音菩薩像が数体展示されていました。
地蔵菩薩像などが展示されたエントランスMG_1132.JPG
地蔵菩薩像などが展示されたエントランス(撮影は許可)
ここでは「優しいほとけ」としてー如来、悟りの境地を体現する菩薩ー慈悲の心で救済するという命題で釈迦像2体、菩薩像など11点が出展されてます。

観音地蔵菩薩立像IMG_1137.JPG 観音菩薩像                                                                                                      如来三尊像MG_1141.JPG  如来三尊像
如来像や菩薩像は、仏像に癒しと安らぎを求める人にとって人気があり仏像の作例も多く、例えば先月見学した「奈良四寺のみほとけ」に展示されたほとけの大半は如来と菩薩でした。又深代寺の釈迦如来倚像、菩薩像では泉涌寺の聖観音菩薩像を思い浮かべます。

展示室に展示されていたのは「恐ろしいほとけ」として明王でした。
天は、仏教世界を外敵から守るほとけとして増長天立像を6像、人間の愛欲を表す愛染明王他5像と超強力パワーで悪を滅ぼす不動明王他7像の展示がありました。展示室のほとけ像は撮影禁止なのでそれぞれ代表的なほとけ像を資料より転写しました。

IMG_1170.JPG   増長天立像

IMG_1148.JPG 愛染明王像

IMG_1154.JPG   不動明王像

IMG_1134.JPG 展示模様


展示公開された仏像は今まで拝観した仏像とは違い小型の仏像でしたが、「優しいほとけ、怖いほとけ」と分けそれぞれの尊格毎の役割や見た目の違いを見て学び得たことは今後の社寺仏像巡りに役立つものになったと思います。


   

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この記事へのコメント

みなみたっち
2019年08月07日 19:19
ここはなかなかおもしろい美術館ですよね。
といっても、一度しか行ったことがありませんが。
おもしろい分類の仕方です。
そして、わかりやすいですね。
エントランスのには、日本のものではないものもあったのでしょうか。
写 素人
2019年08月07日 20:32
今回の展示された仏像はすべて古来からのもので35点でした。他に仏教美術品が14点、古代中国の青銅器24点同時展示されてました。
35点すべての仏像を丹念に見るだけで相当時間がかかりました。
この美術館の日本庭園は広くて綺麗ですが、当日の暑さでパスして帰りました。
なかなか良い美術館ですね。
多摩
2019年08月09日 15:55
こんにちは。
身近にこのような場所があったのですか!
写 素人
2019年08月09日 16:44
身近といっても都内ですが、興味深い展示を開催することがありますので時に訪問することがあります。
訪問当日は暑くて大変でした。